桜花賞(GⅠ)の予想、レース見解、馬見解(2019年4月7日 日曜 阪神競馬場11レース)
こんにちは、ディープです。
今日は、
「桜花賞(GⅠ)」
の直前予想、馬分析をしていきます。
発走時刻は15時40分で、今週日曜メインレースの1つです。
この日のメインレースで、日曜日の重賞レースはGⅠが開催されます。
桜花賞(GⅠ)の予想、レース見解、馬短評
ここからが
「桜花賞(GⅠ)の予想、レース見解、馬短評」
です。
1、シェーングランツ 武豊騎手(ジョッキー)
3走前にアルテミスステークスのGⅢを勝っている馬で、重賞勝利馬。18頭立ての最内枠なのでスタートが鍵。良いスタートが切れればチャンスはある。ダノンファンタジーに毎回大差をつけられまだ勝ったことが無いが、ここでリベンジしたい所。
2、エールヴォア 松山弘平騎手(ジョッキー)
前走はGⅢのフラワーカップ2着、2走前は500万以下のエリカ賞1着、3走前はGⅢのアルテミスステークス3着の馬。重賞で勝負ができており、今回のレースでも勝負できる馬。内枠の利を活かした走りが期待される。
3、ノーブルスコア 岩田康誠騎手(ジョッキー)
前走はGⅡのチューリップ賞3着の実績馬。GⅡを入着する実力はあり、前走は名馬ダノンファンタジーにあと一歩の所まで来ていた。入着を外したことがまだ無く、今回のGⅠは力試しのレースともいえる。
4、クロノジェネシス 北村友一騎手(ジョッキー)
前走はデイリー杯クイーンカップのGⅢ1着で、2走前は阪神JFのGⅠレース2着のこの中では1つ抜けた実績馬。人気も高く、実力もある一頭で、今回の人気にも注目が集まる。馬の地力が普通にあるので、人気とのバランスを見ておくことが大切。今後も期待できる3歳馬。
5、ルガールカルム 三浦皇成騎手(ジョッキー)
前走はアネモネステークス1着、2走前はクロッカスステークス2着と調子を上げてきている馬。特にどの競馬場でも安定していて、中距離が得意。大舞台の桜花賞でも前走のレースができればチャンスはある。
6、ホウオウカトリーヌ 大野拓弥騎手(ジョッキー)
前走はGⅡ10着だが2走前はGⅢフェアリーステークス2着の馬。GⅢ2着に入る実績、実力は兼ね備えている。前走も18頭立てなので、大敗というより展開での着順と考えておいた方が良い。中山競馬場は上手く、阪神競馬場での対応も期待される。
7、アウィルアウェイ 石橋 脩騎手(ジョッキー)
前走は報知杯フィリーズレビューのGⅡは7着だったが、2走前の京王杯2歳ステークスのGⅡは2着に入っている馬。中短距離型で、どちらかというと距離の短いレースが得意だったが、1600メートルも距離的には普通に対応できそう。
8、グランアレグリア C.ルメール騎手(ジョッキー)
前走は朝日杯フューチュリティステークスのGⅠ3着馬で、同じく今回の桜花賞も1600メートルのGⅠであることも注目。3歳馬になってさらに注目が高まる。2走前のサウジアラビアロイヤルカップのGⅢでは圧倒的な勝ち方を見せ付けた実力馬の一頭。
9、アクアミラビリス M.デムーロ騎手(ジョッキー)
前走のエルフィンステークスは強い勝ち方の1着で、2走前のフェアリーステークスも掲示板内でそんなに負けた訳では無い馬。まだキャリア3戦で今回が4戦目となり、どんどん良化途中でここからが期待される馬。名手ミルコ・デムーロの手綱捌きが期待される。
10、フィリアプーラ 丸山元気騎手(ジョッキー)
前走はGⅢのフェアリーステークス1着で3番人気から普通に上位人気に応えた馬。前走はホウオウカトリーヌとの激戦を制し、勝負根性も見せ付けた。まだ着外はなく、重賞レースを含めて1着を2回、3着を1回の実績馬。この桜花賞が一種の勝負レースとなり、ここからが期待される。
11、メイショウケイメイ 古川吉洋騎手(ジョッキー)
前走は報知杯フィリーズレビューのGⅡ5着だが、2走前の紅梅ステークスは1着と強さは普通にある馬。前走のGⅡもそこまで負けた訳では無い掲示板内に収まっている馬。18頭立てのレース展開を活かしたレースができれば普通に勝負はできる。
12、ノーワン 坂井 瑠星騎手(ジョッキー)
前走は報知杯フィリーズレビューのGⅡ勝利馬で、プールヴィルとの死闘を制した。前走は18頭立てで1着になっており、今回も前走と同じく坂井騎手の騎乗。前走で馬の強さの証明はしたので、ここでも続けて力の証明が期待される。
13、ジュランビル 松若風間騎手(ジョッキー)
前走は報知杯フィリーズレビューのGⅡ3着の入着馬で、過去レースも全て立て続けに3着以内に入り続けている安定実績馬。今回もこのレースの1着馬、2着馬が出てきている。普通にこれらの馬の力は拮抗しており、どの馬が上位にきても不思議では無い。
14、ビーチサンバ 福永祐一騎手(ジョッキー)
前走はGⅢのクイーンカップ2着で、2走前は阪神ジェベナイルフィリーズのGⅠ3着、3走前はアルテミスステークスのGⅢ2着の実力のある実績馬。ダノンファンタジーに泣かされたり、クロノジェネシスにあと一歩で負けたりと、実力はあるが運が無いだけの馬。今回はリベンジに燃える。
15、ダノンファンタジー 川田将雅騎手(ジョッキー)
数々の激闘を制してきたこの世代の名馬の一頭。5戦中4戦が勝利で、1戦が連対と磐石の実績を誇る。この世代でこの成績は非常に立派で、力が拮抗していても最終的に抜けるレースが多かった。今回は18頭立てレースで展開が不利にならなければいつも通りと同じ形が期待できるが、マークも厳しくなっているのでこのGⅠでさらに実力開花をさせるられるかが見所の1つ。
16、シゲルピンクダイヤ 和田竜二騎手(ジョッキー)
前走はチューリップ賞のGⅡ2着とダノンファンタジーがいなければ1着だった馬。この馬の前評価も高く、まだ着外は無い。前走の走りができれば連対~入着再現も夢ではない現実的な範囲内。ただし前回とは違う18頭立てレースのため、どこまでレース展開を向けられるかが重要。
17、レッドアステル 戸崎圭太騎手(ジョッキー)
前走はアネモネステークスの内容の良い2着で、前走は16頭立ての出走頭数が多いレースだったので、こういったレースを苦にしない馬。まだ1着と2着のみの実績で、今回は3戦目でGⅠ初挑戦。馬のポテンシャルが発揮できれば大外でも勝負できる馬。
18、プールヴィル 秋山真一郎騎手(ジョッキー)
前走は報知杯フィリーズレビューのGⅡ1着で数々のライバルの中で勝利を勝ち取った馬。前走の再現が最大外でもできれば普通に勝負できる馬。今回も前回と同じく18頭立てだが、今回は18番枠であることが鍵。ジョッキーの手腕が問われる。
桜花賞(GⅠ)予想、レース見解
ここからは桜花賞の予想とレース見解です。
レース見解としては、
『強い馬、実績馬が多く、人気低の馬にもチャンスがあるレースであり、実績馬と人気馬を両方見ておくことが大切』
で、
『上位拮抗型(人気を考慮せず、どの馬が上位に来ても普通にありえるレース)』
が予想されます。
もちろん、高人気の馬は上位確率はそれなりに高いです。ですが、18頭立てのレースですので、何が起こるかわからず、本命に押されている馬も展開次第では危ないケースが出てきます。逆に展開さえよければ人気薄の馬にも全然チャンスはあります。
レースの展開については予想はできますが、レースが始まってみないと神様でないと完璧にはシュミレートできません。ですが、各馬の脚質を見ておくとある程度レース展開も予想することができます。
(各馬の脚質は競馬新聞などでもチェックできます。内枠が逃げでスタートが良い時は有利、外枠に強い馬がいる時は最終コーナーで脚を使いやすいなどの利点があります。)
内枠馬は内枠の利点を活かした走りができればチャンスはあり、外枠馬は馬込みに紛れず脚を使えれば大外一気が見込めます。
過去にマッチアップしている馬同士も今回は数多く出走しており、ダノンファンタジーを倒そうとしている馬が数多くいる印象があります。
上位人気馬はおそらくマークされたレース展開になるでしょうが、そもそも今回の上位人気馬は実力があり、さらに他の馬達も実力馬が揃っているため、伸び伸びレースができると、上位人気馬~下位人気馬を含め、どの馬が上位に来てもおかしくありません。
グランアレグリアも出てきているので、この2頭が人気は占めそうです。ですが他の馬達も実績馬が揃ってますから、18頭の中で連対、入着、はたまた勝利まで可能性はどの馬にも全然あります。
こういったレースではジョッキーも重要で、経験豊富なジョッキーはこういったレース展開の利の活かし方をかなりわかってますから、ジョッキーとの相性を見ておくことも重要です。
強い馬はこのレースで揃っているので、桜花賞、GⅠにふさわしく、この面子で勝てる馬は本物の実力があります。
逆にこのレースで負けても好勝負できている馬は次戦に期待できる馬で、このレース後も良い内容の馬は見ておくことが重要です。
かなり面白いレースになりそうですから、このレースは必ずチェックしておき、重賞レースで活用できる競馬商材や競馬ソフトなどでこのレースを勝ちとっていきましょう。