大阪杯(GⅠ)の予想、レース見解、馬見解(2019年3月31日 日曜 阪神競馬場11レース)
こんにちは、ディープです。
今日は、
「大阪杯(GⅠ)」
の直前予想、馬分析をしていきます。
発走時刻は15時40分で、今週日曜メインレースの1つです。
この日のメインレースで、日曜日の重賞レースでGⅠ以上はこのレースのみです。
大阪杯(GⅠ)の予想、レース見解、馬短評
ここからが
「大阪杯(GⅠ)の予想、レース見解、馬短評」
です。
1、マカヒキ 岩田康誠騎手(ジョッキー)
前走は京都記念(GⅡ)3着、4走前は札幌記念(GⅡ)2着で、2走、3走前は共にGⅠ出走馬。最初の新馬戦と2戦前以降はGⅡ、GⅠしか出ておらず、凱旋門賞出走経験も持つ。実力馬の1頭。最内枠の利を活かした騎乗ができれば地力はあるためこの面子でも全然チャンスあり。
2、ワグネリアン 福永祐一騎手(ジョッキー)
前走は神戸新聞杯(GⅡ)1着、2走前は東京優駿(日本ダービーGⅠ)1着、4走前は報知杯弥生賞(GⅡ)2着の確かな実力馬。ダービーを勝った実力は本物で、前走では実力馬エタリオウにも勝利している。まだ4歳なのにも関わらずすでに総賞金3億を突破している超実績馬。
3、アルアイン 北村友一騎手(ジョッキー)
前走は金鯱賞(GⅡ)5着で掲示板内、2走前はマイルチャンピオンシップ(GⅠ)3着、3走前は天皇賞(秋)4着で掲示板内、4走前はオールカマー(GⅡ)2着で重賞成績安定馬。ほとんどのレースがGⅡ以上で、すでにGⅠも勝利している馬。去年の同レース大阪杯は3着の入着馬。人気が無ければ穴では無い保険で少し買っても美味しい馬の1頭。
4、エポカドーロ 戸崎圭太騎手(ジョッキー)
前走は中山記念(GⅡ)5着で掲示板内、3走前は神戸新聞杯(GⅡ)4着、4走前は東京優駿(GⅠ)2着の実績と実力を兼ね備えている馬。決して穴では無い、人気が無ければ入着も期待できる狙い目の馬。すでに総賞金は3億に届きそうな誰もが認める実績馬。
5、ムイトオブリガード 横山典弘騎手(ジョッキー)
3走前のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)は1番人気に押され、連対の2着。前走、2走前は7着、6着だがそれでも大敗はしていない馬。GⅡは連対までできる実力を持っており、出走面子が凄いため人気が下がっている。この面子での比較では力は劣り気味だが決して弱い馬では無い。
6、キセキ 川田将雅騎手(ジョッキー)
すでに総賞金は4億を突破しており、2017年の菊花賞(GⅠ)1着から去年の国内最高峰レースのジャパンカップ(GⅠ)2着ともう少しで本物のキセキを起こせそうになっている馬。有馬記念は掲示板内の5着で凡走はしていない。本物の実績&実力馬の1頭。
7、ブラストワンピース 池添謙一騎手(ジョッキー)
前走の有馬記念(GⅠ)は見事1着で、激強でライバルの実績&人気馬レイデオロに接戦で勝利した馬。この世代の筆頭格の一頭で、実力はピカ1。総賞金も4億を突破しており、ほとんど凡走が無い安定実績馬。掲示板内(5着以内)をまだ外したことが無く、トータル3着内率も7割を超える。今回のレースは前走有馬記念の印象が強く、人気高が予想される。
8、サングレーザー フィリップ(F)・ミナリク騎手(ジョッキー)
去年の天皇賞(秋)の2着は記憶に新しく、このレースではレイデオロに惜しくも敗れるが続いた馬。3走前の札幌記念(GⅡ)は1着で、今回のレースにも登場しているマカヒキと接戦を演じた馬。成績は非常に安定しており、近年はGⅡ、GⅠのみで勝負しており、毎回掲示板内(5着以内)に来ている。ジョッキーからの評価も高い本物の実力馬。
9、エアウィンザー 浜中俊騎手(ジョッキー)
基本的に2017年の中盤からはレースに出ると成績が安定しており、全て3着以内を確保してきた非常に期待されている馬。今回はGⅠ初挑戦で、今までの実績がGⅠで通用するか試される時。人気も高く、走りっぷりがとても良い。今回も期待を裏切らない走りが求められる勝負の一戦。
10、ステイフーリッシュ 藤岡康太騎手(ジョッキー)
前走は京都記念(GⅡ)2着で同じレースに出走のダンピュライトに惜しくも敗れる。2走前は日刊中山金杯(GⅢ)2着、3走前はチャレンジカップ(GⅢ)も今回同じレースに出走しているエアウィンザーに敗れる。重賞3連続入着中で、人気が無ければ入着は確率的には期待できる一頭。
11、ペルシアンナイト ミルコ(M)・デムーロ騎手(ジョッキー)
総賞金3億を突破している実力馬で、マイルチャンピオンシップ(GⅠ)は2着に来ている馬。前走の金鯱賞(GⅡ)はダノンプレミアムを初め実力馬揃いの一線で4着(掲示板内)。普通に強い実績馬で、鞍上のデムーロ騎手も強し。今回のレースで前レースからの感覚が1ヶ月以内であり、どこまで調教から仕上げてこれているかが鍵。
12、ステルヴィオ 丸山元気騎手(ジョッキー)
前走は中山記念(GⅡ)3着だがタイム的には実質1着と同等の価値のある内容。2走前はGⅠ、マイルチャンピオンシップ1着、3走前は毎日王冠(GⅡ)2着の近状、3走連続連対、勝利、入着を繰り返している安定実力馬。もう少しで総賞金は3億を突破する馬。普通に地力があり強い。今回のレースでも実力に劣る所は見られず上位馬陣と同じ力を持つ。
13、スティッフィリオ 田辺裕信騎手(ジョッキー)
前走は小倉大賞典(GⅢ)1着、2走前は福島記念(GⅢ)1着で重賞2連勝中の馬。GⅢを2度連勝しているのは力のある証拠で、今回人気が無いのは対抗面子が強すぎるため。実力はある馬なので、大外からの鉄砲駆けが期待される馬。レース展開が向いて波に乗ると強い。
14、ダンビュライト 松若風馬騎手(ジョッキー)
前走は京都記念(GⅡ)1着で今回のレースにも出走しているステイフーリッシュとの激闘を制した馬。人気が少なめでありながら実力のある馬で、他馬との比較から人気が下がっているが大外の利を活かしたレース展開が向けば活躍が期待できる馬。決して侮れない実力馬の一頭で、総賞金はもう少しで3億を突破する実績馬。
大阪杯(GⅠ)予想、レース見解
大阪杯(GⅠ)の予想、レース見解です。
このレースは、とにかく、
「実績&実力馬が勢ぞろいしたレース」
です。
ブラストワンピース、キセキ、ワグネリアンなどは世代の筆頭格で超強い馬達で、サングレーザー、ペルシアンナイト、ステルヴィオは次いだ本物の実力馬達で、エアウィンザーは今、世間に期待されている馬です。
伏兵でマカヒキ、アルアイン、エポカドーロも強く(もはやこの馬達も伏兵とも言えない馬)、スティッフェリオ、ダンビュライトに人気が無いのは他の馬達の実績が凄すぎるからであり、全ての馬の実力が強いです。
こういったレースのポイントでは、
「3着の入着する馬を予想していく」
というのも重要なことで、3着なら来る確率がありそうな馬で、かつ人気が低めな馬を狙っていき、その馬の複勝馬券やワイド馬券で勝負していくと価値があります。
実力馬勢ぞろいのレースですので、本命ガチガチで決着した場合はその組み合わせでの3連単などを何パターンか予想していくことでも、上記の買い方と組み合わせていくと保険買いとなります。
(私はあまりこのパターンでの買い方はしませんが、こういった3連単馬券の使い方もあるということです。保険で当たっても3連単ですので一定以上の高配当になりやすく、かつ他の馬が上位に来ても当たりやすい買い方となります。)
こういったレース(実力馬達が勢ぞろいしているレース)で1番やってはいけないことが、
「本命人気馬同士で人気が高すぎる馬の1点賭けや組み合わせ馬券(馬連やワイドなど)でも、人気が低すぎる配当馬券に買ってしまうこと」
で、こういった買い方をする位なら見送るレースとして捉えた方が良く、どうしても本命で買いたい場合は、馬と信頼した馬と心中する覚悟での単勝1点買いでの購入法です。
レース期待値を上げるには、
「世間との人気とのズレを見つけること」
であり、実力上位の馬で人気高の馬だけに買っていて競馬で勝てたら苦労はしません。皆が見抜けない美味しい馬や馬券の買い方でこそ、競馬は勝ち続けることができます。
ちなみに、今回のもう1つのレースポイントでは、このレースで負けた馬は、凡走している訳ではないので、
「次戦に期待!(着順が悪く写るため、人気が落ちる傾向がある)」
で、次戦でこのレースに出ている馬は、着順に関わらず、
「チェックしておくべき馬」
と言えます。
このレースで例え10着以上だとしても、
「実力が無い訳では無い(他の出走面子が強すぎるため)」
ので、
逆に、この面子で勝利した馬は、
「本物の実力馬であり、2019年の今圧倒的に強い馬」
という世間の称号が得られるので、2019年度の旬の馬となります。
今回の大阪杯(GⅠ)は近年稀に見る、本当に強い実力馬と実績馬が勢ぞろいしているので、このレースには注目しておき、このレースに出走した馬達の次のレースの動向もチェックしておきましょう。
とりあえず次のレースにここで出走した馬が出てきて、人気が低い時はチャンスですから、(もちろん、そのレースで他の出走馬との比較も大切です。今回のようにライバル馬達が強すぎると、人気は参考にならないので笑)次走も含めたレースとして、このエース世代(今回は4歳馬~6歳馬の出走馬が全てでした)の凄い馬達のレースを楽しんで見ていきましょう。