オルフェーヴル凱旋門賞 結果
オルフェーヴル2着でした。
連対です。
レース内容としては、ラストは3着以下を引き離す2頭の一騎打ち。
凱旋門賞制覇まであと一歩でした。
最後の50メートルまで圧倒的な1番手でしたが、最後の最後で伏兵ソレミアに差される、半馬身の差、無念なりです。
しかし、今回、日本の競馬ファンは最後の最後まで勝利を信じていたのではないでしょうか。惜しかったという言葉以上に、惜しかったです。
また来年以降に期待ですね。
ここからはつぶやきですが、レース最後がディープインパクトであの展開であれば・・・と考えてしまったのは私だけでしょうか。
手綱だけで馬と一体化するあの走りを、凱旋門賞ではどうしても思い出してしまいます。
最後のムチ連打を見ているとどうしても、デジャヴ感がでてしまいました。
やはりムチを使わないで馬のポテンシャルが引き出る馬は、私は10年以上競馬を見てきても、ディープインパクトが一番だった気がします。
今回、オルフェーヴルの敗因(1着になれなかった)としては、
・最後の直線では、もう少しだけ、1ハロン分、仕掛けるのが早かった
・1番手に躍り出た段階で最後のムチが多く、馬(オルフェーヴル)が嫌がってきた
・スタートはよかったが、最大外枠(18番)だった分、最初の展開で結局下げざるを得ず、序盤は最後位から2番目に位置取りを取らざるを得なくなり、内と外に出していく分、無駄な走行ロスが増えた
という感じです。
これらは結果論ですが、レースの分析としては大事なことなので、私から見るとこんなところでした。
もし、ゲートが最大外枠(18番)でなければ、最後の半馬身分は勝っていたかもしれません。
それでも、3着以下を大きく引き離す、どうどうたる2着、素晴らしいと思います。
3着と、1着、2着馬の差は歴然だったので、ラストの差し合いは伏兵にやられた、これが競馬ということしょう。
最後の最後まで夢を見せてくれたオルフェーヴルに感謝ですね。
いつか日本馬の凱旋門賞制覇を夢見て、来年以降にまた期待していきましょう。