第50回 読売マイラーズカップ(GⅡ)の馬短評予想、レース見解|4月21日(日)京都競馬場
こんばんは、ディープです。
今週の日曜日の重賞レースは、
『読売マイラーズカップ(GⅡ)』
が開催されます。
開催時間は15時35分で、記念すべき第50回でのレース開催です。(記念というのはゴロが良いということで意味は特にありません。)
京都競馬場で開催されるこの日のメインレースで、東京競馬場と共に日本の中心地である関東付近が日曜日は競馬で盛り上がります。
ここからは、このレースの馬短評予想やレース見解についてです。
読売マイラーズカップ(GⅡ)の馬短評予想
ストーミーシーは実績の見劣り感は否めませんが、今回は最内枠なので人気が低くオッズが高い分、若干チャンスはあります。保険馬券感は否めませんが、穴党の人は馬券の条件がそろっていれば見ておいてもOKな馬です。30代でこれからの競馬界をリードするジョッキー、北村友一騎手の騎乗です。
パクスアメリカーナは実績馬の1頭で、前走はスポーツニッポン賞京都金杯GⅢ1着馬で、普通に本命級~対抗級の実力があります。何故か前日の時点で4番人気ですが、上位人気でもおかしくない馬です。仕事人、藤岡佑介騎手の騎乗です。
インディチャンプは同じく実績馬の1頭で、前走は有名な東京新聞杯GⅢ1着の馬で、レッドオルガには勝ち、今回のグレードも合っている馬です。GⅢ勝利後にGⅡ挑戦というのは段階を踏み、着実にステップアップしています。過去4走成績も安定して勝利、連対を繰り返しており、今回も期待ができます。競馬界の天才、福永祐一騎手の騎乗です。
モズアスコットは総賞金2億を超えている言わずもがな強い馬(言うまでもなく強い馬)で、最近の実績は微妙に見えますが、大敗レースは全てGⅠですので、毎日スワンステークス2着、安田記念GⅠ1着の実力を兼ね備えている馬です。C.ルメール騎手の安定騎乗が光ります。
コウエイタケルは名前が少し面白いですが、今回は他面子と比較すると力不足の感が否めません。頑張っては欲しいですが、あと2歩くらい欲しいです。穴党の人でさらに奇跡が起きて入着以内の感覚です。経験豊富な小牧太騎手の騎乗です。
ダノンプレミアムは超実績馬の1頭で、この中では抜けた存在の1頭でもあります。今回のレースで他の馬も強い馬が少しいますが、やはり本命級で押されて当たり前の馬となります。ただ人気が1倍代のどこら辺かでこの馬を「入着軸~連対軸~絡めて3連複(3連単)~あえて外して他の馬のワイドや複勝」などにするか否かは変わってきます。人気とのバランスが重要であるということです。鞍上は川田将雅ジョッキーという磐石の布陣です。
トーアライジンは好材料を見つけたい所ですが相手が強く素直に厳しいです。もしこの馬でこの面子の中で上位に来れたら松山弘平騎手は一気に名を上げるでしょう。競馬界のイケメンでこれからのジョッキーでもありますから、経験を積んでさらに高みを目指して欲しいです。
グァンチャーレは総賞金2億を超えている実は実績馬の1頭で、前走は1着の調子を上げてきた馬です。最近、重賞レースで勝負しており、さらに成績が安定してきているため、今回のレースでどこまでいけるかが勝負所であり見物でもあります。実績&経験値の高い競馬界の良い意味での中堅(年齢的に)とも言える池添謙一騎手の騎乗です。
ケイアイノーテックは前走根岸ステークス10着ですが、A.シュタルケ騎手の手腕が鍵で、このジョッキーは穴馬を走らせることに定評があります。ちょうど最近のレースでもこのジョッキーが絡み高配当馬券を入着させていたので、今回もジョッキー次第な部分があります。他の馬と比べると半ランク程実力は劣りますが、人(騎手)の力でどこまでカバーできるかという感覚です。
メイショウオワラはまだ終わっていないこれからの馬で、日本の宝である武豊騎手の騎乗です。前走は大敗してしまいましたが、サンドイッチで上位に来ている馬で、これもジョッキー、武豊騎手の手腕でどこまでやれるかという部分です。牝馬ですが、その分斤量ハンデが効いています。
決して馬は弱い訳では無いので、どこまでポテンシャルを引き出せるか、活かせるかという部分でもあります。
以上が、今回のGⅡ、読売マイラーズカップの馬短評です。
読売マイラーズカップ(GⅡ)のレース見解
レース見解は、
『強い馬と』
で、
馬名を出してしまうと、
『ダノンプレミアムを中心軸に、モズアスコット、グァンチァーレがどこまでやれるか?そしてパクスアメリカーナ、インディチャンプがどこまで食い下がれるか?ケイアイノーテックとメイショウオワラは騎手次第』
という部分です。
やはりダノンプレミアムがこの中では強さが際立つ有力馬の1頭で、他の馬も合わせて予想していくことが大切です。10頭立てのレースなので、実力馬は本来の実力が発揮しやすく、力を持っている馬を重点的に見ておくことがポイントです。
3着以内を当てる馬券を上手く活用していくと、こういった圧倒的1番人気のいるレースは攻略しやすく、オススメできます。
日本競馬で活躍する有名所の騎手が集結している印象があり、その中に今後楽しみなジョッキー達が一同に揃ったレースになる感じがします。
このレースの見所は、
- 『強い馬』
- 『ジョッキー』
- 『対抗馬~穴馬をどこまで走らせることができるかの騎手手腕』
が見物です。
競馬は強い馬がやはり上位にきやすいスポーツゲーム、予想できるギャンブルでもあります。
ですが、
『ジョッキーがどこまで馬のポテンシャルを引き出し、さらに伸ばすことができるか?』
という部分はこういったレースではかなり見物となります。
もちろん、強い馬+磐石ジョッキーは非常に強いです。安定感があります。
ですが、やはりそこは経験豊富な騎手もわかっている所で、いろいろな手段で強い馬には揺さぶりをかけてきます。
仕掛け所や勝負所での手腕で競馬はかなり変わり、こういったレース展開では馬と鞍上のバランスは非常に大事な部分です。
若干の斤量ハンデもあるので、他の馬にもチャンスはあります。斤量ハンデと騎手の手腕も見所となります。強い馬は斤量が重くても関係無しで上位に来ますが、2kg~3kg前後ハンデがあれば、重賞レースでも若干チャンスはあるということです。(2kgほどだと若干ですが)
強い馬をベースに見ておきながら、こういった部分も加味しつつ、実力馬をベースにオッズとのバランスを考え、この重賞レースも予想していきましょう。