中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ) 予想、レース見解、馬見解(2019年3月16日 土曜 中京競馬場11レース)
こんにちは、ディープです。
今日は、
「中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)」
の直前予想、馬分析をしていきます。
発走時刻は15時25分で、今週の土曜メインレース(GⅢ)の1つです。
好馬が勢揃いしており、面白いレース展開が期待できます。
中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)の予想、レース見解、馬短評
ここからが
「中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)の予想、レース見解、馬短評」
です。
1、ニューホープ
地方馬からの勝負馬。地方から面白い馬を送り込んできました。地方レースでの人気が高く、過去4戦は4レースとも3人気以内で4戦中、3戦が3着以内の上位に収まっています。といっても、まだ実力は未知数ですから、過度な期待は禁物です。(地方馬からのJRA1戦目ですので。JRAの中央競馬は全然馬のレベルや実力が違います。)新しいホープ(馬)という名称で、ニューホープなるか。佐藤友則騎手(ジョッキー)の騎乗。
2、ショウナンタイガ
未勝利戦のみを勝っている、事実上、まだグレードレース3着以内、掲示板以内(5着以内)がまだ1度もない馬。ただしまだまだ経験が浅いので、こういったレースでも勝負(競争)はできる馬。2戦前の未勝利戦の勝利はルージュオブグレイとの接戦だったが、18頭立てレースの1着は立派な実績の1つ。ただし、未勝利戦は全頭、勝っていることも忘れてはならない(笑)父親は名馬、ディープインパクト。晩成型の可能性もまだ有り。柴山雄一騎手(ジョッキー)の騎乗。
3、スタークォーツ
前々走のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)18人気で18着馬(笑)。ここは予想とおりということです。GⅠですから、ここは想定内です。注目すべきは他のレースで、過去4戦中、前走はオープンのマーガレット4着、3走前は500万1着、4走前はなでしこ賞(500万)4着とこの中での実績がある馬。ちなみに私この馬、名前が好きなんです(笑)←馬券を当てるなら名前で購入してはいけません。川又賢治騎手(ジョッキー)の騎乗。
4、ローゼンクリーガー
前走はGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)12着だが、前々走は500万1着、3走前は500万2着、4走前はダリア賞(オープン)2着の実績馬。前走はGⅠなので、実績からは除外し、(このレースのグレードがGⅢであるため)、過去4戦をしっかり見ておくことが大切。過去4戦は4連対中。天才、福永祐一騎手(ジョッキー)の騎乗。
5、ジャカランダシティ
前走はクロッカスステークス(オープン)7着、前々走は福島2歳ステークス(オープン)1着、3走前は500万3着、4走前は小倉2歳ステークス(GⅢ)10着の大敗馬。前々走の福島2歳ステークスの走りに注目。このレースの1着は2歳馬の牡牝レース。荻野極騎手(ジョッキー)の騎乗。
6、ジャパンスウェプト
前走は500万1着、前々走は新馬戦1着と事実上は2走負けなしの勝率100パーセントの馬。ただし、勝率100パーセントはほぼ確実にどこかで途絶えるので、このレースからは他の馬と合わせて入着率を見ておくと良い。実力はこの面子の中ではもちろんある馬。イケメン藤岡康太騎手(ジョッキー)の騎乗。
7、シングルアップ
前走はマーガレットステークス(オープン)3着、前々走はGⅡの兵庫JGP7着、3走前は京王杯2歳ステークス(GⅡ)7着、4走前は小倉2歳ステークス(GⅢ)6着の馬。前走の3着は6頭立ての3着。シングルアップして連対なるか。(すみません、短評にシャレも入ってます。)母の父はジャパンカップダート名馬のクロフネ。中谷雄太騎手(ジョッキー)の騎乗。
8、ザイツィンガー
前走は500万9着、前々走はオキザリス賞13着(500万)、3走前はデビュー戦の新馬戦1着(藤岡康太騎手の騎乗。)オキザリス賞の大敗はあんぐりだったが、まだダートと芝の適正見極中の可能性が高い。今回は芝勝負。なんとなく言いにくい馬の名前とも言える。国分恭介騎手(ジョッキー)の騎乗。
9、ダノンジャスティス
前走は1番人気に支持されるも5着、前走は万両賞2着(500万)、3走前はデイリー杯2歳ステークス4着(GⅡ)、4走前はデビュー戦の新馬戦1着馬。まだ4戦のキャリアだが、過去4戦は全て掲示板内(5着以内)の安定馬。そして馬の名前はジャスティス、直訳すると正義の馬ですね(笑)小崎綾也騎手(ジョッキー)の騎乗。
10、ヴァッシュモン
前走はジュニアカップ1着(オープン)、前々走は未勝利戦1着、3走前は新馬戦2着の現在、3連対の連対率100パーセントの馬。未勝利戦は0.4秒差の1着で人気を裏切らず、カルリーノとの叩き合いを制し、ラストの直線で前に出てそのまま前をゆずらず後続に差し切らせずに1着になった勝負根性もある馬。人気とのバランスが鍵。田辺裕信騎手(ジョッキー)の騎乗。
11、ドゴール
前走はクロッカスステークス3着(オープン)、前々走は朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)、3走前はサウジアラビアロイヤルカップ2着(GⅢ)、4走前は新馬戦1着(0.4秒差)の前々走はGⅠであることを抜かすとグレードレース的の中では実力中堅馬。今年走っていることはプラス材料。デビュー戦でコンビを組んだ津村明秀騎手(ジョッキー)の騎乗。
12、ブリングイットオン
前走はマーガレットステークス6着(オープン)、前々走は500万1着、3走前はさざんか賞5着、4走前は、福島2歳ステークス4着の馬。現在まで1200メートル~1400メートル芝のみを主戦場としている競争馬。特徴としては現在までの3着内率は約33.3パーセントの馬。丹内祐次騎手(ジョッキー)の騎乗。
13、グルーヴィット
前走はミルコ・デムーロ騎手が騎乗し、500万1着、前々走は新馬戦でデビューし、なんと0.9秒差の大差で勝った馬(ちなみに2戦とも短距離ダートです。)短距離適正は間違いなくある馬で、芝は今回初挑戦。芝適正を合わせて見込みつつ、今後芝とダートどちらを主戦場にしていくかの注目レースの1戦。北村友一騎手(ジョッキー)の騎乗。
14、イッツクール
それはクールの馬。(直訳)前回のオープンレース、マーガレットはクールな2着。(褒め言葉)前走は1着馬のディアンドルが強かった。3走前は兵庫JGP6着(GⅡ)、4走前のききょうステークス1着(オープン)。オープンで連対できる実力のある馬。松田大作騎手(ジョッキー)の騎乗。
15、ハッピーアワー
前走はシンザン記念5着(GⅢ)、前々走はデイリー2歳ステークス3着(GⅡ)、3走前はすぐらん賞1着(オープン)、4走前は未勝利戦1着馬。今回は最大外の枠順を引き、力が求められる宿命で勝負の枠順となった。現在まで1度も掲示板内(5着以内)を外していない馬。そして忘れてはいけないハッピーアワーという社会人に馴染みある名前の馬。吉田隼人騎手(ジョッキー)の騎乗。
中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)予想、レース見解
今回は、騎手の名前を知らない人もいると思うので、ジョッキーの名前を全部出しました(笑)
中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)は、同じ15時台の時刻開催で、違う競馬場(中山競馬場)でフラワーカップ(GⅢ)が行われているので、上位の騎乗ジョッキーもかなり分かれています。いつものミルコ・デムーロ騎手(リーディングジョッキーの上位陣の1人)もフラワーカップの競馬場で勝負してます。
同じくリーディングジョッキーの上位陣である川田将雅騎手や武豊騎手などは阪神競馬場で若葉ステークス(オープン)で乗ってます。
レース見解としては、
「中堅決着型(実力馬の中で人気高の本命馬、人気薄の穴馬などが入ってもおかしくないレース)」
を予想しています。
人気は直前時刻まで繰り返し変動すると思いますので、最終オッズで馬券購入することがこのレースでは望ましいです。
また、レース見解よりも今回の予想ポイントは、
「人気と実力の差」
がとても重要のグレードレースとなります。
というのも、馬達の実力はなかなか拮抗しており、1ランクの実力差はありますが、この位なら15頭入ると、馬込みに紛れたりして本来の実力を全て出し切れず、レースが終わってしまう馬も必ず中には出てきます。
(もちろん、実力、実績は確実にレースへ反映されますが、こういった馬も出てきてしまう可能性が15頭立ての多頭数のレースではいるということです。)
ですから、過度な人気に期待するのではなく、
「人気と実力の差」
をしっかりと見ておき、配当馬券を見ていくことが大切です。
もちろん、上位に来る馬(1着~3着~掲示板以内)はそれなりの理由が出てきます。特に今回はあまり上位に来てもあまり驚かない馬がけっこういるので、人気との差を見ておくことがますます重要です。
このレースでは特に、
「直前オッズ」
がとても大切で(1ランク抜けた実力馬は何頭かいるが、最強の1強がいないため。)、1番人気の倍率、2番人気の倍率、3番人気の倍率、4番人気の倍率、5番人気の倍率を最後まで見て判断することが望ましいです。
先に買い目はある程度決めておき、出走前の直前オッズをできるだけ確認し、最適な組み合わせで上位に来る確率が高い馬の馬券購入を意識していきましょう。
(こういったレースでは特に、セオリーという競馬の基本に立ち返ることが大切です。)