ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス 予想、レース見解、馬見解(2019年3月9日 土曜2回中山競馬場5日)
こんにちは、ディープです。
今日は、
「ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GⅢ)」
の直前予想、馬分析をしていきます。
発走時刻は15時45分ですので、時間的にも今が馬券の投票率が高まっていき、一番オッズ変動が安定していく時です。
前日オッズを見ているので、最終オッズ(人気)は少し変わりますが、だいたいは今の人気の平均値に落ち着きそうなので、そのままこのオッズで見ていきます。
ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GⅢ) 予想、レース見解、馬短評
ここからが
「ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GⅢ) 予想、レース見解、馬短評」
です。
1.アドマイヤリード
最内枠で前走日刊中山金杯4着(掲示板内)、前々走ディセンバー(OP)1着馬。注目すべきは前走の日刊中山金杯、勝利馬のウインブライトとの差が0.1秒差の部分。最内枠と横山騎手との相性で注目馬の1頭。この面子での実績も十分。
2.ノームコア
前走愛知杯(GⅢ)2着馬、前々走エリザベス女王杯(GⅠ)5着、前前々走(3走前)、紫苑ステークス(GⅢ)1着、前前前々走(4走前)はフローラステークス(GⅡ)3着と、GⅠ以外で全て入着している実績馬。GⅠは掲示板内で強さが際立つ。実績は十分で実力馬。どの程度の人気になるかが肝。田辺裕信騎手の騎乗。
3.カワキタエンカ
前走ターコイズステークス14着の馬。人気的に応援馬券気味の一頭。実力的な厳しさは否めず、今年初出走である変わり身に期待。唯一の見所は池添謙一騎手の騎乗である部分。
4.アッフィラート
過去4戦は1600万以下のレースを主戦としていた馬。前走は初富士ステークス2着、前々走は常総ステークス3着の2連続入着馬。今回はオープン(OP)レースを飛ばしてGⅢ出走。この馬は斤量51kgに注目。この斤量のアドバンテージ分と最終人気を比較することが大事。実力的にこの斤量なら勝負できる馬。
5.クロコスミア
前走、香港ヴァーズ(GⅠ)10着、前々走、エリザベス杯(GⅠ)2着馬。前々走のエリザベス杯は実質的な1着と同等のレース展開。走る可能性、レースによって大駆けするレースのある馬。GⅠを勝てる可能性のある馬で、またこの馬の本当の面白い部分は、2018年のエリザベス杯、2017年のエリザベス杯、共に単勝9番人気で2着に来ている馬。エリザベス杯で特に走る馬として、一部の競馬ファンの間で有名な馬。
6.ランドネ
前走、愛知杯(GⅢ)3着、修学院ステークス(OP)1着の実力馬。前走の愛知杯はあと100mの粘りがあれば勝てた馬。レースを見るとこの馬の実力がわかる。牝馬限定レースで活躍が期待できる馬。直近レースでは人気のプラスマイナス1前後で人気通りに来ている馬。戸崎圭太騎手の騎乗。
7.フロンテアクイーン
前走、ターコイズステークス4着(GⅢ 掲示板内)、エリザベス杯7着、府中牝馬ステークス3着(GⅡ)の実績馬。前走ターコイズステークスのレースから現在までの期間が鍵。今年初出走馬。三浦皇成騎手の騎乗。
8.レイホーロマンス
前走、愛知杯(GⅢ)7着、前々走中日新聞杯(GⅢ)4着馬。斤量は51kg。実力はやや劣り、斤量とのバランスが鍵。母はスズカローランで母の父はサンデーサイレンス。内田博幸騎手の騎乗。
9.ウラヌスチャーム
前走は愛知杯(GⅢ)4着、前々走は迎春ステークス1着(1600万以下)、3走前は1000万以下レース1着、4走前はローズステークス5着(GⅡ)の馬。斤量は平均的な53kgで実力は普通にある馬。鞍上(あんじょう)は対抗馬~穴馬を走らせることに定評のあるフィリップ・ミナリク騎手の騎乗。
10.デンコウアンジュ
前走ターコイズステークス(GⅢ)3着馬。そして前々走はオープンレースであるキャピタルステークス6着馬。実力よりもこの馬は人気を見ておくことが鍵。なんと前走は13番人気馬。中山競馬場。実績と経験が豊富すぎる(良い意味で)蛇名正義騎手の騎乗。
11.フローレスマジック
前走レースはターコイズステークス(GⅢ)2番人気11着、前々走レースは清水ステークス(1600万以下)1番人気1着、3走雨は白井特別(1000万以下)1番人気1着、4走前は道新スポーツ賞(1000万以下)1番人気2着の馬。石橋脩騎手の騎乗。人気と実力とのバランスが鍵。
12.ウインファビラス
前走はニューイヤーステークス(オープン)8着、前々走は常総ステークス(1600万以下)1着馬。トータルでかなりのレースを走っている6歳馬。松岡正海騎手の騎乗。そろそろ引退がもしかすると近いかもしれない。
13.ミッキーチャーム
前走が秋華賞(GⅠ)の実績&実力馬。現在4連対中で、久々のレースとなる今年初出走。上位確率は高く、連対率は7割以上、3着内率は8割を誇っている。前走のGⅠ秋華賞はアーモンドアイがいない場合、GⅠ1着と同じ実力の持ち主。川田将雅騎手の騎乗。
14.ワンブレスアウェイ
前走は愛知杯(GⅢ)1着馬で、ノームコアを抑えて1着になった馬。この馬は人気と実力のバランスを見ておくことが大切。斤量は前回と同じ54kg。6歳馬でも大切にされている。今回も津村明秀騎手とのコンビで連勝を狙う。
ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GⅢ) 予想、レース見解
今回は14頭の馬短評と予想短評を作りました。
レース見解としては、
「拮抗型(圧倒的な馬は特にいなく、実力は拮抗)」
を予想します。
今回のレースは、前走の愛知杯1着馬、2着馬、3着馬が勢揃いし、その中にミッキーチャームが加わり、他のGⅢでも掲示板内(5着以内)に前走入っている馬が多い面白いレースでもあります。
数頭、実力が少し抜けている馬はいますが、斤量のバランス(ハンデ)が今回あるので、このレースでは、
「馬の実力、馬の人気、馬の斤量」
を総合してみていくことが大切です。
裁量予想する場合、そもそも持っている馬の実力をベースに考え、馬の人気と斤量バランスから総合的に買い目を抽出していきましょう。
競馬ソフトやツールを使う場合、人気を考慮した上で機械的に買い目を算出していきましょう。
おそらく、特定の馬券種は良い倍率(その馬券にとっては美味しい馬券)になる可能性が高いです。
こういったハンデが絡んでいるレースはかなり拮抗することが多く、人気と他の要素(実力、斤量、その他の情報)をしっかり見ておくと、期待値の高い美味しい馬券が炙り出てくるケースが多くあります。
本日の重賞レース(GⅢ)を楽しんでいきましょう。