NAZCA(ナスカ)実践検証記事12~京成杯オータムハンデキャップGⅢ 2019年9月8日(日曜)中山競馬場 芝1600mの実践検証
NAZCA(ナスカ)の実践検証12です。
本日は「京成杯オータムハンデキャップGⅢ」での実践検証となります。この検証ではNAZCA(ナスカ)と当サイトオリジナル特典を組み合わせた実践結果をシェアします。
京成杯オータムハンデキャップGⅢ 2019年9月8日(日曜)中山競馬場|出走馬
1.プロディガルサン 三浦 皇成
2.ジャンダルム 藤井 勘一郎
3.カルヴァリオ 黛 弘人
4.クリノガウディー 戸崎 圭太
5.ストーミーシー 大野 拓弥
6.ヒーズインラブ 内田 博幸
7.ロードクエスト M.デムーロ
8.フローレスマジック 石橋 脩
9.グルーヴィット 松山 弘平
10.トロワゼトワル 横山 典弘
11.ディメンシオン 北村 宏司
12.ヤングマンパワー 嶋田 純次
13.プールヴィル 秋山 真一郎
14.レインボーフラッグ 丸山 元気
15.ハーレムライン 木幡 巧也
16.キャプテンベリー 津村 明秀
京成杯オータムハンデキャップGⅢ 2019年9月8日(日曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順
1着 10番 トロワゼトワル
2着 11番 ディメンシオン
3着 2番 ジャンダルム
単勝
10 720円 4番人気 的中
複勝
10 260円 4番人気 的中
11 310円 5番人気
2 680円 10番人気
ワイド
10-11 1,230円 15番人気 的中
2-10 4,160円 45番人気
2-11 4,710円 47番人気
馬連
10-11 3,230円 14番人気 的中
京成杯オータムハンデキャップGⅢ 2019年9月8日(日曜)中山競馬場|レース内容
京成杯オータムハンデキャップGⅢがスタートしました。
8番のフローレスマジックは後方から、2番ジャンダルムが良いスタートで先頭に立つが、10番のトロワゼトワルがそれを捉えて先頭に変わります。
2番手に11番ディメンシオン、更に13番プールヴィルが並んで行き、13番プールヴィルが単独の2番手、5番手に内から4番のクリノガウディーが追走して、向こう上面へ入っていきます。
クリノガウディーをかわして3番カルヴァリオが上がっていって、外から9番のグルーヴィット、15番のハーレムラインが好位を取り付きます。
その後ろの中団の位置、16番キャプテンベリー、5番ストーミーシー、12番のヤングマンパワー、2馬身空いて後方に7番のロードクエストがつけて、6番のヒーズインラブ、内から1番のプロディガルサンは後方の3番手、少し離れて14番レインボーフラッグ、外並ぶ8番フローレスマジックという隊形です。
縦長の展開で3,4コーナーの中間に向かいます。
600を切って先頭は10番トロワゼトワル、6,7馬身のリードを取っています。
13番プールヴィル2番手、3番手11番ディメンシオン、それにジャンダルムが接近して、更にはハーレムライト、その内に9番グルーヴィット、400を通過、3番カルヴァリオがいて、その直後にクリノガウディーです。
第4コーナー直線です。
大外を回ってロードクエスト上がってくるが、10番のトロワゼトワルがまだ先頭、まだ4馬身のリード、ディメンシオン追ってきて200を通過、その後ろにジャンダルム、更にそれを追って外から1番のプロディガルサンが追ってきます。
10番のトロワゼトワルはセーフティーリード、2番手争いはディメンシオンとジャンダルムの2頭が接線、10番のトロワゼトワルがそのまま逃げ切ってゴールインです。
これにより、1着10番トロワゼトワル、2着11番ディメンシオン、3着2番ジャンダルムとなりました。
京成杯オータムハンデキャップGⅢ 2019年9月8日(日曜)中山競馬場|レース見解とポイント
今回のレースでは恐ろしい記録が誕生しました。
今年のヴィクトリアマイルで「ノームコア」が叩き出した記録を、0,2秒更新し「世界レコード」でトロワゼトワルが重賞初制覇を成し遂げています。
このような素晴らしい記録が誕生したポイントとしては、「斤量の恩恵」や「馬場状態」「騎手の判断」などが見事に折り合った事です。
勝ち馬のトロワゼトワルは今回のレースでは斤量が「52キロ」と最軽量で、馬場も開幕週という事で、当然馬場状態も良く、早い時計が出やすいという条件は揃っています。
しかし、当日は気温も高く、普通なら「体力の温存」も頭に入れるはずなのですが、按上の横山騎手は「思い切った競馬」を実践しています。
3ハロンの通過タイムは33秒3、1000m通過タイムは55秒4というハイペースに他馬は全くついていくことが出来ませんでした。
斤量や、開幕週の馬場状態を見方につけた事や、もちろんこの馬の能力の高さも光りますが、何と言っても今回のレースの殊勲者は、「好判断」の横山騎手だと言えるでしょう。
力関係が高まる、斤量の恩恵が受けられなくなる次走はどのような競馬を見せてくれるのかがとても楽しみな馬です。
3着のジャンダルムは、過去の走りが後方からのレースばかりでしたが、今回は前方で競馬を進める事が出来ました。
前を走る馬がハイペースにも関わらず、しっかりとついていき3着まで持っていけたこの馬の能力も、相当高いと思います。
NAZCA(ナスカ)実践検証|京成杯オータムハンデキャップGⅢ 2019年9月8日(日曜)中山競馬場
今回は全てにおいて、第一にも、第二にも、
『斤量』
がテーマでした。
最軽斤量の52kgの出走でありながら能力が高く、能力が高い馬に高ハンデが付けられているという、トロワゼトワルにとって最高のレースとなりました。
(アーモンドアイのジャパンカップ勝利時も、アーモンドアイは能力が高くさらに斤量が軽いため、非常にレース前から有利だったことと、今回のケースも感覚的には同じです。)
NAZCA(ナスカ)はこの馬にかかる負荷の分析(減量分析)が、おそらく世の中にある全ての競馬商材の中でも最も分析が進んでいて、斤量ハンデと減量ジョッキーの項目は、データや考えをそのまま斤量にも当てはめていくことができます。
こういったレース前から優良ハンデが付いている馬は本当に狙い目で、ただ弱い馬にハンデが付いているレースよりも、そのレースの強い馬に優良なハンデが付いている場合、その馬はお宝馬となり、積極的に軸にしていくべき馬です。
NAZCA(ナスカ)はいろいろなファクターからこういったお宝馬をピンポイントで見抜いてピックアップできるので、とても安定した万能型の競馬ツールと言えます。
2着だったディメンシオンもこのメンツの中では強い馬で、トータル連対率6割越えの馬です。
こういった馬達をピンポイントで見抜けるのがNAZCA(ナスカ)なので、この競馬ツールのポテンシャルを活かした上でフル活用していきましょう。